ハイジュエリーに職人の技をみる ―ヴァン クリーフ&アーペル

おはようございます!!

カズです!

 

 

7月も今日でおしまい。なにかと慌ただしかった1ヶ月でした。今日きっちり乗り切って8月につなげていきたいですね!

 

 

さて、そんな7月も終わろうという昨日、京都国立近代美術館で開催されている、

 

「技を極める―ヴァン クリーフ&アーペル ハイジュエリーと日本の工芸」

 

という展覧会に行ってきました。

 

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まずは概要をどうぞ。
ヴァン クリーフ&アーペルは、ハイジュエリーとして世界で高く評価されています。本展では、日本とフランスの「技」に注目をし、「技を極める」あるいは極められた技によって生み出された美しい作品を両国の文化とともに鑑賞していただく展覧会です。
最初は、ヴァン クリーフ&アーペル創立から現代に至るまでの歴史的展開の中でのジュエリー作品の流れを概観し、次に、日本の明治に制作された超絶技巧作品との対比の中でハイジュエリーの技を鑑賞していただきます。最後は、文化の融合と未来ということで、日本とフランスの現代における技の饗宴をごらんいただけます。

 

 

ということで、「ヴァン クリーフ&アーペル」によるハイジュエリーの作品を中心とした展示です。
お察しの通りジュエリーに疎い僕ですが、「本物」のジュエリーがいかほどのものか気になったので観に行ってみたわけです。

 

 

会期は8/6まで、つまり来週の日曜で終わってしまいます。「とはいえ最終日じゃないし、そこまで混まないだろうな〜」なんて高を括って入場したら、

 

なんと1階は1時間半待ちの行列…!

 

予想以上の混み具合でした。

 

その理由はおそらくジュエリー好きの奥様がたくさん来ていたから…かな?と。ざっと見渡す限り、とにかくその層が多かった印象です。ハイジュエリー、いや、ヴァン クリーフ&アーペル恐るべし…!

 

 

特設サイトにもありますが、本展は大きく3つにわかれた構成となっていて、日本の工芸作品との対比を交えながら、その変遷や素晴らしい技術が織りなすジュエリーの美しさを展示しています。

 

ジュエリーに疎い自分ですらも「これはやばい」と思ってしまうような「本物」の煌びやかさと職人による技術の結晶のオンパレードで、ゴールドやダイヤモンドといった宝石がそこかしこで輝いてました。

 

リングやネックレス、ウォッチやクリップ、バニティケース(化粧品入れ)など多様ながらも、どれも造形や色合いが素晴らしく、表現の豊かさに目を奪われました。
じっと見ているとクラクラしそうなぐらい細部にわたって宝石が散りばめられていて、裏側にも気を遣ったり、動物をモチーフにしたものはコーラル(珊瑚)を用いて肉感的なイメージを出すなどのこだわりもステキでした。

 

疎い僕ですらその輝きの数々にテンションがあがるぐらいなので、女性の方々はそれはもう興味津々で作品に見入ってました。勢い余って、一緒に来ていた彼氏や旦那さんが帰りにジュエリーを買わされそうにならないか、それだけが心配です。

 

 

そして、この展示を見ていてふと思ったのが、「身につけられたらいいのに」ということ。
見るからにすごい作品だからこそ、着け心地とか、身につけた時どう見えるかとか、気になってしまいました。
すごい量の宝石が散りばめられているけど、どれくらい重いの?とか、こんなところに時計がついてるけど実際見えるの?とか。

 

「感じる」ことでよりその作品に迫ることができるのではないでしょうか。

 

まぁ、かといって不用意に身につけて落として壊したらとても弁償できる額ではないと思うので、仕方ないですかね…!

 

 

最後に、唯一写真撮影ができたフロアの写真を載せておきます。
工房の再現や映像もあり、休憩しながら楽しめるフロアでした。

 

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冒頭に書いたように、展覧会は来週日曜の8/6まで開催しています。金・土は21時と遅くまでやっているので、ご興味のある方はぜひ行ってみてください。

 

ちなみにチケットで常設展を無料で観ることができます。
個人的にはカッサンドルの「北方急行」や「ノルマンディー号」が間近で観れて大満足。やっぱりかっこいい!

 

 


 

 

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