おはようございます!!
カズです!
先日、とある交流会に参加してきました。
各所で活躍されている女性アーティスト3名をゲストに迎え、60名以上の様々な業種の方々が集まるイベントで、ゲストトークや懇親会でとても盛り上がりました。
どちらかというとアート寄りな内容にもかかわらず、起業家、会社役員、クリエイター、エンジニア、建築家、弁護士、医者、会計士、投資家、議員…などなど、本当にいろんな業種の方が来られていました。
ほとんど知り合いのいない異業種交流会はけっこう久しぶりだったんですが、だからこそ新鮮なお話をたくさん聴くことができて楽しい時間になりました。

そんな中、とある方がインターンの学生さん達3名を連れてきていたのが気になりました。
業種的にアートとは遠く、学生さん達自身も特に芸大の学生というわけでもありません。
しかも夜スタートの交流会なので終わりが遅くなりそうなのに、それでも3人も連れてくるなんてすごいなと思ったんです。
インターンといえば、僕がコポキャラに入ったきっかけの根っこの部分にはインターンでの経験があります。
当時インターンに行っていなければ弊社代表藤原との縁はなかったかもしれません。
そんなわけで個人的にインターンという言葉には敏感になってしまうのです。
学生さんを連れてこられた方にお話を聞くと、学生のうちからいろんな業種を知っていろんな人の話を聞くことで幅が広がり勉強になるから参加させたとのこと。
素晴らしいですね!
仕事を見せるのも一つですが、学生ではなかなか参加できない場に連れていき経験させるというのも大事なことだと思います。
学生さん達ともいろいろ話をしました。
本人達からすれば10も20も歳上の人がまわりにたくさんいるのでとても緊張していたようですが、それでも何か学んでいこうという姿勢はとてもステキでした。
…と偉そうに書いてますが、緊張していたのは僕も同じです。
クリエイターとして、コポキャラとして、社会人として、あるべき姿をきちんと伝えられているか。
他の方と話す時もずっと頭の中でこれがぐるぐるしていました。
もし僕が「毎日仕事が大変なんだよ、辛いんだよ」と言ってしまおうものなら、「デザインは=コポキャラは=社会人は大変で辛い」という印象を一気に与えてしまいます。
言葉だけでなく素振りや応対も同様です。疲れた顔をしていたらやはり大変なんだなという印象を与えてしまいます。
せっかく伝えるならいい面を知ってもらいたいですし、特に期待を胸に参加した学生達には「クリエイターっていいな」と思ってもらいたいですよね。
ありがたいことにコポキャラではステキな縁やおもしろいことがたくさんあるので、その楽しさやワクワクが少しでも伝わればいいなと思いながら話をさせていただいています。
とはいえ、昔の自分がそうだったように、多分僕や他の方達が話したことは学生さんにはほとんど響いていないはずです。どれだけいいことを語ろうと同じで、そういうものだと思っています。
結局は経験しないと腑に落ちないものなので、この日の話がいつか何かのタイミングでふと「そんなこともあったな」と思い出して役に立つことがあれば十分役目を果たしたといえるのではないでしょうか。
さらにそれがきっかけでクリエイターを目指す人がいればとっても嬉しいですね!
未来のクリエイティブに、僕たちは何をしていけばいいのか。
世の中に役立てることは何か。
ほんの短い時間でしたが、改めて使命を意識させてくれる交流会でした。