リーダー研修に行ってきました(その3)

おはようございます!!

カズです!

 

 

第1回、そして第2回と続き、このブログにも度々書いてきた「リーダー研修」
先日ついに第3回、最終回を迎えました。

 

今回も池本克之先生を講師に迎え、主催でありファミリー企業のウォンツさんのホームグラウンド・福井県の鯖江に僕とざっきーこと岡崎の2名で行ってきました。

 

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▲今回の鯖江駅前ショット。
近松門左衛門のものすごい主張っぷりもすっかり見慣れた風景になりました。

 

 

例によってこれまでの内容をまとめると、
第1回目は「コミュニケーションや価値観」について学び、主に自分自身に焦点をあてた内容。
第2回目は「リーダーのあり方やマネージメント」について考え、自分から他者(メンバーやスタッフなど)にどう働きかけるか、というところを中心に学びました。
さてラストの今回は…?

 

 

第3回目は、実は前回課題を出されており、その課題から研修がスタート。
課題は「チームの目的にとって自分の足りないものは何かを考え、それを手にいれる計画を立てる」というもの。
各自自分の立場やできていること・できていないことを再確認し、自分なりに考えた改善方法を発表していきます。そしてそれに対して他のメンバーが質問や提案をしていく、という感じで進行していきました。

 

会社も立場も皆それぞれなので、当然いろんな不足点・計画が出ました。同じ会社の似たような立場でも視点が違うだけでずいぶんと内容が変わります。まだ経験していない、ひょっとしたら自分もそうかもしれないという事例などたくさん聞くことができてよかったです。

 

また、共通して「自分がいない時の対応」「知識のインプット」なんかはけっこう多く出ていました。人に考えさせたり意見を聞いたり頼ってみたりと、自分だけで完結しない動きがポイントかなと思いました。

 

課題発表のあとは経営学者の「ピーター・ドラッカー」のリーダーシップ論・マネジメント論を学びました。
ピーター・ドラッカーといえば、日本では「もしドラ」こと「もし高校野球の女子マネージャーがドラッカーの『マネジメント』を読んだら」(岩崎夏海 著)で有名になったので名前くらいは知ってるという方も多いのではないでしょうか。

 

 

かなりざっくりですが、まとめると

 

リーダーシップは、仕事・責任・信頼

 

であり、

 

リーダーは仕事を通して自分と部下を成長させるマネジメントをする

 

ということです。

 

「マネジメント」は前回も学んだように「今あるものでベストを出す」ことであり、さらに項目としてあげると、

 

1 目標達成
2 組織化(仕組み化)
3 モチベーションを維持する
4 結果を評価する
5 自分と部下を成長させる

 

ということになります。

 

どれも大事なのですが、最後の自分と部下を成長させる」というのは実は盲点になりがちかなと思います。
上司と部下という関係だと、言い方は悪いですが部下を自分のレベルまで育てるという傲慢な解釈をいつの間にかしている可能性があります。自分はできている、できていない部下をなんとかしないと、みたいな。
でも本当はお互いに成長し合うのが大事で、自分が成長する様子を部下も見ていて、そこが信頼にもつながっていきます。ここはいつも注意していきたいですね。

 

そして最後に、「自分が思うリーダーの役割」をみんなでディスカッションし、自分がリーダー(候補)として今後取り組んでいく指標としました。
ここでもそれぞれが思い描くリーダー像によっていろんな意見が出ましたが、共通しているものも多かったです。
手本になる、部下を守る、社長と現場をつなぐ、全体を俯瞰して見る…などなど。
自身の現状と今回の課題や学んだことをふまえてみると、ピックアップにも個性が出ます。

 

ウォンツのみなさんとはやりとり自体は日々よくあるのですが、こうしてじっくりお互いの仕事観について話し合ったり現状を曝け出すことはなかなかないので(特にトップ以外で)、それだけでもすごくいい機会となりました。
全体を振り返ってみると、自分も他者も見つめ認めること、相手に対して自分がどのような行動をとればいいか…それらはリーダーとして欠かせない要素であり、アウトプットやディスカッションをすることでより自分の中での課題が明確なものとなりました。
終わってみるとあっという間でしたが、とても勉強になった3日間でした。
これからは、いい研修だった!だけで終わらず、具体的に行動して今回の学びを形として示していきたいと思います。

 

池本先生、ウォンツの皆様、本当にありがとうございました!!

 

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