道に迷う30歳。

おはようございます。
カズです。

 

 
今日は2冊の本の紹介と、自分の想いを書きます。

 

 
2冊の本、それは、

「道に迷う若者へ」
著者:高取宗茂

「成功のバイオリズム[超進化論]ーあきらめなければ人生は必ず好転するー」
著者:田中克成

です。

 

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本ブログをいつも読んでくださっている方や、コポキャラとご縁のある方ならご存知の方も多いかと思います。

田中克成氏ことかっちゃんがたった一冊の本…高取氏の「道に迷う若者へ」を世に出すために出版社を立ち上げ、リアカーをひいて日本全国を手売りしてまわっている、というのは本ブログでも度々ご紹介させていただいています。

そんなかっちゃんが先日、著者として出版したのが「成功のバイオリズム[超進化論]ーあきらめなければ人生は必ず好転するー」。今日に至るまでの自身の経験、そして500人の成功者にインタビューして発見・確立したバイオリズムを「超進化論」と名付け、様々なエピソードとともにその全貌が紹介されています。

 

どちらの本も、詳しくは皆さんご自身の手で、目で、全身で、読んでみてください。

 

 

 
ここからは僕の想いを書いていきます。
多分いつにも増してつまらない内容になるかもしれません。それでも書きます。
できれば本を一読してから読んでいただけるとわかりやすいかと思います。

 

 
「成功のバイオリズム[超進化論]」には、繰り返される4つの時期があるとされています。

 

その中で、自分は今4つ目の時期「過渡期」にいると思っています。

 

コポキャラに入社してしばらくの期間は、1つ目である「成長期」でした。

まず、コポキャラに入る前まで…社会人になり会社や事務所を経た以降は、フリーランスとは名ばかりの「ちょっとデザイン仕事をやるニート」みたいなものでした。正直ひどかったなと思ってます。
フリーランスのくせにろくに営業活動もせず、この時代にホームページすらなく、ブログとTwitterだけでなんでもない日常を発信し、知らない人に出会うことがほとんどなかった時期。
どうしようもないもやもやばかりが募っていたその時に、藤原代表から入社打診の連絡を受けました(ブレイクポイント)。

コポキャラに入ってからは、それまでの環境とは大きく、劇的に変化していきました。
個性あふれるスタッフやおもしろい仕事だけでなく、なにより人との出会いが半端ない頻度でありました。
それまでの社会人生活でいただいた全部の名刺を超える量の名刺の束ができたし、入社前から始めたFacebookの友達も、数十人だった当時と比べて今では200人を超えるまでになりました。
そして紹介していただいた人々は皆、素晴らしい人、すごい人、クセの強い人、など様々で、あらゆる方面から自分の刺激になりました。
そんな急激な環境の変化に驚きつつも、知ろう学ぼうと新鮮な気持ちを盾に走っていました。
コポキャラはまさに自分を引き上げてくれた存在でした。

 

そんな「成長期」もどこへやら、前述の通り、今は「過渡期」だと思っています。
本の言葉をお借りして書くと、「やることなすことが裏目に出て、培ってきた自信は幻想であったかのように掻き消され、価値観がもろくも崩れさる時期」

 

コポキャラに入社して、自分の価値観というものがいかに小さくちっぽけかを目の当たりにし、当たり前だと真理だと思っていたことがいとも簡単に書き換えられることが多々ありました。ネガティブに書いているのではなく、そういう「事実」があった、ということです。

 

自分を高めていくために常に変化が必要なことは理解している“つもり”です。自分なりにできることをやってきた“つもり”です。
でもまさに今、そんな“つもり”なんか取っ払って、真に変わる時期が来ているんだと感じています。

 

以前書いた10万円ファッション改造計画を筆頭に、社長やスタッフの皆から日々いろいろなアドバイスをいただいています。それらは別に僕個人がどうこうという私的な理由ではなく、僕が変わることでコポキャラ全体が変わるという大きな理由があります。
そこまで理解しておきながら、恥ずかしいことにその期待になかなか応えられずにいます。
これは、また本の言葉をお借りすると、「まだ起こってもいない、よからぬ結果を想像し、不安の種を膨らませている」のかなと思います。

 

多分やった方がいい。
やったら好転するんだろう。
何も考えずにやるだけ。
ちゃんとわかってる。
でも…。

 

この「でも」にある未知への不安や恐怖心が、自分を納得させる言い訳や理由付けとともに腰を重たくさせているのではないかと。客観的に、冷静に見れば、疑問ばかりの頑固者ですね。

 

 

 
つい先日、とある人と再会しました。
その人とは1ヶ月前に一度会っただけだったので、ひょっとしたら顔を忘れられてるんじゃないかと危惧していました。
再会して冗談交じりにそのことを聞くと、

「髪を染めているからよく覚えている。仕事柄まわりは黒髪ばかりだから。」

と答えてくれました。
僕は笑いながら、その答えに密かに衝撃を受けていました

 

本ブログで大々的に記事にしたように、僕は今までずっとメガネをかけていて、昨年初めてコンタクトにしました。実に20年以上メガネをかけていたので、自然とメガネが自分のアイデンティティーでありアイコンのようなものだと思っていました。
コンタクトに変えたことでそのアイデンティティーが無くなり、これはいよいよ没個性なんじゃないかという一抹の不安が少なからずありました。

 

そんな中、まさか髪を染めたことがアイデンティティーになるなんて。
夢にも思いませんでした。

 

髪を染めたのも、コンタクトと同じくコポキャラに入って変えたうちの一つです。
初めて染めた当初は「染めたんだ!」「いいね!」「明るくなったんじゃない」など言われることもありましたが、このご時世髪を染めるなんて何一つ珍しくないし、今までが今までだったのもあって、単に変化へのリアクションでしかなかったわけです。

 

ところが、ある人にとってはそれが自分を示すアイデンティティー、個性になっている。
20年以上そうだと信じて疑わなかった個性があっという間に塗り変わった瞬間でした。

 

この出来事は僕を大きく揺さぶりました。

 

変わるって、そんなもんか。
変わるって、そういうものか。

 

何気ない会話の中の些細なことなのに、はっとした気づきがありました。
そして過渡期の説明の際に挙げた「(髪を染める前に抱いていた)まだ起こってもいない、よからぬ結果」なんてどこにもありませんでした。

 

この選択もよかったんだ、と。

 

髪を染めるという「選択」への「不安」に対する一つの「結果」を、身をもって知ることができました。

 

 
いろいろあったり考えたりしたけど、なんとかよくやったな、こうしてよかったな、という思いを積み重ねることで、それが自信につながり、次の一歩を踏み出す余裕になる。

 

男30歳、過渡期。
まだまだ道に迷っている僕の目の前には、決断を迫るたくさんの選択肢と、たくさんの不安の種。
もがいて、悩んで、またもがいて、納得できる選択と決断を少しずつ増やしていきたいと思います。

 
素晴らしい著書と出会わせていただいたかっちゃん、高取氏、そしていつも親身になって支えてくれている全ての皆様へ感謝を込めて。

 

 


 

 

●「道に迷う若者へ」
著者:高取宗茂
出版:立志出版社
http://www.mtr47.jp/book

●「成功のバイオリズム[超進化論]ーあきらめなければ人生は必ず好転するー」
著者:田中克成
出版:きずな出版
http://www.kizuna-pub.jp/book/9784907072490/

●47都道府県全国リアカー行脚 “MAKE” THE ROAD
http://www.mtr47.jp/

 

 

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