ふと先日社内で会話してた際に、自分がこの仕事をさせて頂いてての「強み」って何なんだろうと考える機会があった。
今こうして沢山のデザインをやらせてもらっているが、20代はほとんどデザインの業界にいたことは皆無で、むしろ、夜職に勤しんでいたくらいなので、今こうしておかげさまで色々チャレンジさせてもらっていることは本当にありがたいし、不思議なことでもあるのだ。
過去の職歴をあげ出すと、かなりまたダークな世界に突入するので笑、今回は自粛させて頂きますが、奥の深いこの世界で何とか必死でやれているのは、どうやらきっと過去に答えがあるかも知れない。
昔から自分は「感情」というモノをすごく大事にしてきた。
それこそ「喜怒哀楽」。それらを表現するにはと家の中で歌ったり、演じてみたり、小さいながらに感情込めて「なりきる」というのをやってきた。
今は頭で考えることも少しは覚えたので、ある程度コントロール出来る術は身につけられた。意外かも知れませんが、昔は感情むき出しで、むちゃくちゃ分かりやすい人間だった(と思う^^;)
自分を表現することはどちらかというと得意だったし、時にそれらを褒められるコトが小さいながらに喜びに繋がっていたのかも知れない。
「自分が表現すると、周りが喜んでくれる」
そういった積み重ねで、表現することの喜びが培われてきたと今は思う。
逆の反面で、それらを使うタイミングなど伺うことも並行してやった為に、相手の感情が今どこにあるのかを察する力を養ってこれた気もする。
(ただ鍛えられ過ぎて、今は相手の顔色を伺い過ぎるデメリットも得ることになったw)
そうした時に、どうやら自分は「移入」することを覚えたのかな、とも思う。
昔から映画が大好きだった。
そして、いい映画だと周りが引くぐらい泣くw
怖い話は、むちゃくちゃ怖い。
そして、半ば取り憑かれたようになるくらい堕ちるw
それくらい人の話に入り込むのが、どうやら好きなのかも知れない。
コポキャラの依頼主さんの方の多くは、非常に思いの強い方が多く、この人達の想いを是非自分も一躍を担って実現させたいのだと。
一緒に悩み、苦しみ、創り上げてうまくいかなければ、またやり直し。。
相手の気持ちのペースにも合わせながら、同じ心境で向かうことはとてもこの仕事には大事なことなんだとも思う。
「相手の問題解決の感情移入した先に、共に作り上げていくモノを探し、喜びを共感できる」ことが、今の自分の強みだし、自分は大事にしていきたいことなんだと思った。
まだまだ、この業界に入って2年半だけれども、根幹の人の役に立ちたいという想いは、どの仕事も同じだと思うし、仕事にどう向かって行くかがこれからもっと培っていかないといけない部分でもある。
極端な話だけども、それを目指す形を遂行するのなら、例えパソコン前にグラフィックデザインに興じることだけではないとも思うので、何でもマルチに活躍したいのはこういうことでもある。
そして、デザインはスキルも当然大事なところではあるが、それ以外に非常に大切な事が沢山要素としてあるということは間違いないと思う。
まだまだもっと自分の確立とやりたいコトへの明確化を研ぎ澄ましていくことが急務。
少しずつ自分の価値観を大切に、しっかり育てていきたいと思います。
Wrote by
Junya Mabuchi
(COPOCHARA Inc. Branding Manager)