デザインにおいても重要な色の世界を言葉で表現することはむちゃくちゃ難しい。。

いよいよ夏!!!!
空模様も夏全開で、入道雲見るとテンションが上がりますね!

、、、という入りで、スタートしようと思っていましたが、今日はザザぶりw
水源として雨も必要なので、感謝しながら今日も一日頑張ります。

さて、今日は先日ちょこちょこシェアされていた動画&話題のお話で感じたこと。

まずはこちらの動画をご覧下さい。

かけるだけで色覚が矯正できる眼鏡「valspar」が開発され、色盲のパパが初めて色のある世界を、目の当たりにする感動の動画。
涙した方も多いでしょう。自分もこれを見たときに、言葉にならない本当の感動に、ウルウルしてしまいました。

valspar
http://www.valsparcolorforall.com

テクノロジーの進歩ってこういう所に本来発揮されるモノなのかも知れないと感じた瞬間です。
本当に素晴らしい眼鏡です。

自分達はグラフィックなどもデザインする中で、やはり色は外せない一つの要素です。
色の持つパワー、イメージ、印象は計りきれないし、侮れない。
どんなビジュアルデザインも、最初はキーカラーとして色から入る。
それくらい比重は大きいのです。

自分はモノクロの世界観が好きですが、それは色や個性を引き立たせる為、という価値観を持っています。
黒ばかり着るのも、人間味や色や魅力を引き出していきたい、という意思の表れでもあります。
坊主にしたのもそういうのがきっかけでもあります。

映画「シンドラーのリスト」をご覧になった方も多いと思いますが、全編白黒世界の映画ですが、劇中に赤いコートの女の子だけがカラーで表現されているシーンがあります。まさにそういうことで、色の力をうまく表現しているな、とまだ当時子供ながら感動していました。

また本当か定かではないですが、よく拡散しているエガちゃん語録に
「目が見えない人に空の青さを表現出来ない俺は、芸人失格だ」
という言葉があります。
これは自分もどう伝えて良いのだろうかと、衝撃的な言葉です。
「さわやか」「澄んでいる」「気持ちがスカッとする」などの言葉は浮かべど、これで相手に果たして伝わるのだろうか。。

奥が深いなあ、色の世界。
デザインをやらせてもらっている身として、もっともっと色の世界に踏み込んで行きたいと感じた最近です。
そしてその力を、この眼鏡のように、そういう機会を得られなかった人にも伝えてくことが大切なことなんだなと。

日常を過ごしている中で、思慮深くなれる瞬間、もっと作らねば。。
頑張ります!!


Wrote by
Junya Mabuchi
(COPOCHARA Inc. Branding Manager)

気に入ったらシェアお願いします!Share on Facebook0Tweet about this on Twitter0Pin on Pinterest0Share on TumblrShare on Google+0