災害 ーデザイナーができることー

おはようございます!
カズです!

本日より6月ですね!
今年もあと半分!早い!!
1年の後半も頑張っていきましょう!!

 

さて。

 

先日30日夜、小笠原諸島で地震があり、ニュースになっていました。
この地震について、気象庁は31日にマグニチュードを8.1に修正したことを発表、東日本大震災から6番目の規模のものとなりました。震源の深さは、1900年以降に世界で起きたマグニチュード8以上の地震の中で最も深く、さらに全都道府県で震度1以上を観測した初めてのケースだそうです。
(参考記事: http://www.asahi.com/articles/ASH505FQDH50ULZU004.html )

また、その前日の29日には鹿児島県の口永良部島の新岳で爆発的な噴火もありました。映像を見るだけでも凄まじい自然の力に圧倒されてしまいます。

立て続けにいろいろありますが、皆様やご家族ご友人は大丈夫でしょうか。

 

メディアやSNSの発達により、近年は誰もがこうした災害のニュースを即時受け取ったり、遠方の安否・状況確認ができる環境にあります。素晴らしく、ありがたいことです。
国内外問わず日々報道されるニュースを見て、災害が起きる前、起こってしまった後、自分が被害にあっていたら、無事だったら、一体何ができるのか…皆さんも考えたことはあるかと思います。
デザイナーも然りで、東日本大震災をはじめとする災害において、デザインを通して何かできないかという想いのもと、多くのプロジェクトや展覧会が生まれています。

 

 

例えばこちら↓

「100人のデザイナーがつくる もしもの時のデザイン 災害時に役に立つ物と心のデザイン展」
http://www.jpda.or.jp/moshimo-design/

昨年大阪と東京で行われた展覧会。日本パッケージデザイン協会(JPDA)の会員を中心としたデザイナー100人が、些細な“もしも”から命にかかわる“もしも”まで様々な“もしも”を解決するデザインを提案。あくまで提案ではありますが、ちゃんと使う人の視点に立って考えられた、実現させたいものばかりです。デザインを通して防災の意識を高める素晴らしい企画だと思います。

 

そしてもう一つ。

昨年グッドデザイン金賞を受賞した「思い出サルベージ」という取り組みがあります。

「思い出サルベージ」
http://jsis-bjk.cocolog-nifty.com/blog/

これは、東日本大震災の津波により持ち主が不明となった写真を持ち主に返そうという、宮城県山元町のプロジェクト。
回収された写真はじつに約75万枚だそうで、その全てをカメラマンやボランティアが洗浄。さらにデジタル化させることでデータベースとしてより多くの人に探してもらいやすくするという工夫も。
また、返却会場を用意したり仮説住宅を回って返却するなど、ちゃんとその人の元へ届けられるようになっています。

 

紹介動画「思い出サルベージ アルバム」

ひとつひとつ思い出が焼き付けられた写真、75万枚。チェックするだけでも気が遠くなりそうな数です。しかしそれだけでなく、全てをデジタル化までしたというのが本当にすごいなと思います。たった一枚の写真ををたった一人に返すために、75万の中からその一枚を見つけ出す…多くの努力のもとにそのプロセスがカタチになっているんだと感じます。(グッドデザインの評価のひとつに「検索システムがしっかりしていること」もあげられていました。)

 

このプロジェクトのきっかけは東日本大震災、活動開始は2011年4月で、今からもう4年前のこと。
しかし今でも写真返却会や整理ボランティア活動は続けられていて、戻ってきた思い出はたくさんの人を笑顔にしています。Facebookページ( https://www.facebook.com/omoide.salvage )で活動の近況を見ることができるのですが、見つかった写真を手にする方々の笑顔が本当に幸せそうです。この笑顔のひとつひとつが途切れた過去と未来がつながった証なんですね。
前述の展覧会やこのプロジェクトのように、災害前後のデザイナーの取り組みを紹介してみましたが、これらはほんの一部に過ぎません。大小はあれど、たくさんの人がそれぞれの想いを持って今この瞬間も行動しています。

デザインという「人を想う仕事」だからこそ、今起こっている災害やそれによって苦しんでいる被災者のために、またこれから起こるかもしれない災害に対して、様々な人の視点に立ってできることを日々考えていかなくてはならないと思います。

偉そうに書いてますが、僕自身そういうことができているかと言われれば、全然、まだまだ、です。ただこうやって記事にすることでまた少し意識づけができてよかったです。

 

今日のこの記事が誰かの行動のきっかけになってもらえれば幸せです。

 


 

・100人のデザイナーがつくる もしもの時のデザイン 災害時に役に立つ物と心のデザイン展
http://www.jpda.or.jp/moshimo-design/
(※終了しています)

・思い出サルベージ
http://jsis-bjk.cocolog-nifty.com/blog/

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