先日まで天候が悪く、晴れたと思えばかなり冷え込んできました。
いよいよ12月に入り、今年も残りあと1ヶ月ですね〜><
しっかり年内走りきりたいと思います。
さて、昨日は弊社代表藤原とかずはりんぬと共に、前期授業でもお世話になりました「名古屋造形大学」の知財についての講義授業に参加させて頂きました。
お声をかけて頂きました前回もお世話になった下尾教授。
「よりリアルな現場の意見を。」ということで代表藤原をゲストでお呼び頂きました。
名古屋から約20分ほどにある春日井駅からバスで20分の自然のどかな場所にあります^^
毎度ながら芸術系の学校を行っていなかった自分からすると、芸大はテンションが上がりますw
今回のタイトルは「デザイナーの未来の為の知財マネジメント」。
知財(知的財産権)とは言わずもがな、商標権や特許、著作権や意匠権などを称する大枠の権利。
つまり、モノを生み出した内容を保護するものですね。
私たちデザインに関わっている以上、これは今まで何故それほどに当たり前に聞いてこなかったか不思議なほど、必ず必須とも言える知識なのです。
そして何より右脳が強い私たちは、そういうお固いお話がどちらかといえば苦手。。。
藤原より教えてもらった自分も大事にしている「守破離」よりスタート。
知財の講義ですが、何より最初は引き出しを増やしたり、くせなど学ぶことが重要であり、それを自分でどんどん吸収し、最終自分の表現としてアウトプットすることが大事なんだということ。
学んだ上で、自分のオリジナルを生み出し、表現し、それを作品に。
そのお披露目に必ず卑下した選択を取っちゃいけない、ということ。
買い取りなのか、インセンティブなのか、使用料なのか。
きちんと自分の生み出した作品を守りつつ、制作依頼を頂いたクライアントさんとしっかり話しあうことが大切なことです。
特に学生さん含め駆け出しの頃は、うまく利用されて自分のせっかく生み出した「子供達」をほぼ無権利でさばいてしまう事は同業者なら一度は経験するもの。(後々、全く意図しない利用をしてしまっている悲しさもあることでしょう。。。)
知っておいて絶対に損はない知識なので、学生さんたちも真剣に聞いてくださっておりました^^
実際に現場でクリエイターとして胸張ってこれから生きていくためにはどうすればいいのか?学生問わず、かなりの方が悩まれる確信を実例を交えて紹介。
プロダクト、グラフィック、イラスト…
デザインといえ様々な道はあるものの、どれも当初の契約や、何より知っている事は必ず今後役に立ちます。
「ものづくりの法律」という知財の授業を専攻されている学生さんたち。
本当純粋で真面目な子達ばかりで毎度感心しますm(_ _)m
また先生のその日受けた講義のレポ提出を毎回課題にしており、これを一人一人必ず次週までに添削、コメントを添えて生徒さんに返しているそうです。
100名以上の学生さん達一人一人にちゃんと向き合っているのは本当素晴らしいです。
今回も感想や質問をたくさん書いてくださっていて、藤原とともにじっくり読ませていただきます。毎度嬉しいコメントばかりで、しかも皆さんすごい的確にちゃんと書いてくれて自分の意見を書いてくれている。
いつも冗談で「これをアテに酒飲めるな、嬉しー!」と藤原とありがたく拝見させていただきます笑。
最後に学生さんが実際に書いてくださっていた一言。
「知財を知ることは、自分を守ること。」
これから未来に向けて、どんどん新しい発想で面白いものを生み出してこられるであろう、若い学生さんたちの意識がしっかりあることは、自分もまだまだ負けてられないし、オチオチしてられんと鞭打って頑張れるエネルギーになります!^^
最後になりましたが、お呼び頂きました下尾先生、金澤先生、名古屋造形大学の皆様、この場を借りて改めて御礼申し上げます。また来季もお声かけ下さっており、弊社皆で喜んでおります!
ありがとうございました!^^
記:馬淵
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